2013年1月7日月曜日

ふたかみパークへ



帰り道に案内板の柱にあの有名な歌を発見。
「うつそみの、人にある我れや、明日よりは、二上山(ふたかみやま)を、弟背(いろせ)と我が見む」
大伯皇女の歌である。
この歌は、謀反の疑いで処刑された大津皇子の遺体が二上山に移された時に、お姉さまの大伯皇女が詠んだ歌とのことです。
二上山ふるさと公園が見えて来ました。
手前の池は凍っています。
寒い筈です。
色付きのマンホールもありました。
今回の二上山登山はこれで終わりです。
歩数は13000歩です。
時間は11時28分です。
始まりは7時46分ですから、4時間弱といったところ。
予定よりは1時間程早かったです。

当麻蹴速?



全ての予定が終了したので、ふたかみパーク當麻へ戻ります。
途中酒造を発見。
当麻蹴速というお酒がありました。
20度あるらしいです。
マンホールの蓋は、二上山と当麻寺?と牡丹ですね。

鳥谷口古墳2



1辺7.6mの方墳。
埋葬施設は凝灰岩を用いて構築された横口式石槨で、南に開口している。
底石や側壁には家形石棺の蓋石が利用されている。
7世紀後半の築造。
県指定史跡、1987年指定。
石槨が覆屋で保存されている。
大津皇子が埋葬されたとする説もあります。

鳥谷口古墳



今回の目的の一つ、鳥谷口古墳です。
一説には大津皇子の墓というはなしがあります。

大竜寺



當麻山口神社横の大池の隣、初田川公園があります。
そしてこの公園に隣接して鳥谷口古墳があります。
すぐ近くに當麻茶屋というのがあります。
喫茶店かな?と良く見ると、釣堀でした。
その向い側に大竜寺があります。
ここからだと二上山が良く見えます。

傘堂



當麻山口神社のすぐ隣、傘堂があります。
真柱一本で宝形造りの瓦屋根を支える総欅作りの風変わりな建物です。まるで唐傘お化けの様です。
江戸時代前期に郡奉行を務めていた吉弘統家が、主君の郡山藩主本多政勝の菩提を弔うため、延宝二年に建立した「影堂」「位牌堂」です。
300年以上は立っている事になります。
左甚五郎の作だというはなし。

當麻山口神社2



祭神は大山祇命、天津彦火瓊瓊杵命、木花佐久夜比賣命。
摂社は當麻津日古神社「麻呂古皇子、當麻津姫」、春日若宮神社「天押雲根命」。
當麻津日古神社は當麻氏の氏神として創建され、麻呂古皇子とその妃を祀ったと見なされている。
當麻氏の衰微とともに退転し、いつのまにか山口社の摂社なり、かろうじて存続してきたのであろう。
麻呂古皇子は聖徳太子の異母弟であり、當麻公の先祖とされている。