2013年1月3日木曜日

史跡 牧野古墳



前回行った、馬見丘陵公園の西、場所は広陵町。
牧野史跡公園がある。
牧野古墳を残す為に作られた公園。
この牧野古墳、かなり立派な古墳です。
三段に築造されている円墳で、直径55m、高さ13m。
石室は全長17.1m、玄室は長さ6.7m、幅3.3m、高さ4.5m、羨道は長さ10.7m、幅1.8m、高さ2.2m。
築造時期は6世紀後半から6世紀末。

一説には敏達天皇と皇后広姫の皇子、押坂彦人大兄皇子の墓ではないかと言われている。
この押坂彦人大兄皇子、ちょっと気の毒な皇子で、広姫皇后が早逝する事で王権が蘇我系に移行して行きます。
押坂彦人大兄皇子は窓際に追いやられ、天皇から遠ざかります。
蘇我物部合戦の際に物部氏が御輿に担いだという噂もあるが、その後、行方が分らなくなります。

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