2012年9月29日土曜日

室生寺11



北畠親房之墓。
国の重要文化財です。

本堂の西側の雑木林のなかに五輪塔がある。
古くからこの塔は南北朝時代の伊勢の豪族多気国司または、神皇正統記の著者として知られる北畠親房の墓と伝えられてきた。
大正5年、確認のため発掘調査が行われたが、その結果、五輪塔内部から丁寧に作られた木製五輪塔が発見された。
更にこの木製五輪塔の下2輪の内部がくり抜かれ、水晶製五輪塔が納入されていた事もわかった。

念の入り様である。
まるでマトリョーシカです。

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