2012年5月20日日曜日

加太淡島神社

今日は加太の淡島神社から和歌の浦へ。

神功皇后が三韓出兵からお帰りの際、瀬戸の海上で激しい嵐に出会い、船の中で神に祈りを捧げると、お告げがありました。
お告げの通りにすると、ひとつの島にたどり着く事が出来ました。
その島が、友ヶ島です。
その島には、少彦名命と大己貴命が祭られていて、皇后さまは宝物をお供えになりました。
その後、神功皇后の孫にあたられる仁徳天皇が友ヶ島に狩りに来られ、島では何かとご不自由であろうと、お社を対岸の加太に移され、社殿をお建てになったのが、加太淡嶋神社の起こりとされています。

という事はここは八幡神社という事なのかな?

淡島系と言えば女性特有の病気にご利益があると言われてます。
また一説には、係わりのある神宮寺に皇室系の訳ありの女性が尼として入るという事も聞いた事があります。

この神社、流し雛でも有名で、昨日その祭があった様で、横の港に紅白の帯をまいた鳥居が設えられてました。

また、この神社、人形を収めるのでも有名。
曰く付きの人形もあれば、思い出の深い人形もある。
雛人形は当然だが、5月人形もあるし、陶器のものもある。
動物や狸のものも。
そして花嫁人形。
これは嫁に行く事なく、亡くなった娘の為に納めたもの。
色々な思いがあります。

因みに神社の参道には食堂が数件あり、新鮮な魚介類の料理を出します。
店内はちょっとごちゃごちゃした感じですが、これはこれでありです。



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