2012年5月27日日曜日

金管日食と雉子畷

先週の話だが、5月21日、金管日食を見ようと、いつもより30分前に江坂に到着
江坂公園に7時半に着くと、辺りは若干薄暗く、今にも雨が降りそうな感じ。
ところが実は既に日食が始まっていて、その薄暗さだった。
それで空を見上げると眩しくて目がくらむ。
持参のサングラスをかけてみると、それでも目がくらむ。
やはり専用グラスでないと駄目だ。
それでもしっかり金管になっている事は確認できた。
ただし携帯カメラではまともに写せなかった。

その後まだ早いので近くの垂水神社へ。
道中雉子鳴き通りなる看板を発見。
これは何ぞや?と思いながら歩くと雉子畷の碑を発見。

時代は推古天皇の頃、淀川の長柄の渡しに橋をかける際、岩氏が人柱となった。
岩氏の美しいひとり娘そのショックで言葉を話せなくなった。
その後嫁いだ後も、一言も物を言わなかったので、実家に帰される事となり、夫とともにこの辺りにさしかかった時、雉子が鳴いて、夫がそれを射殺してしまった。
その時、女は悲しんで、「ものいわじ 父は長柄の橋柱 雉子も鳴かずば 射られざらまし」と詠んだという。

例のキジも鳴かずば撃たれまい、である。
以来、この辺りを「雉子畷」と言い伝えたという。



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