2012年7月16日月曜日

武烈天皇陵



武烈天皇陵です。
ここへは前から来てみたかったのです。
武烈天皇という人は一般的には暴君ネロの様な人で、かなりえげつない事をしたとされてます。
妊婦の腹を割いて胎児を見たり、人の生爪を剥して山芋を掘らせたり、人を木に登らせ、その木を倒して殺したり、池の樋から人を流して矛で刺殺したり、人を木に登らせて弓で射殺したり、女性を裸にして目の前で馬の交尾を見せて、陰部が濡れた者を殺し、そうでないものを官婢とするといった異常な行動をしている。
一説には継体天皇を正当化する為の作為であるとも言われてます。

しかしこの天皇陵、予想以上に立派で綺麗。
そして美しい。
陵自体もかなり大きい。
かなり辛らつな言われ方をしているにもかかわらずの立派な天皇陵である。
結局これが河内王朝の最後の天皇という事になるのかな?

そして、普通は入口に天皇陵の名前の石碑なり看板なりがある筈なのだが、ここにはそういったものは一切なく、中に入って初めて分る様になっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿