2012年6月24日日曜日

朝護孫子寺



今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至りました。
太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。
その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。
太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。
以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。

という事で、今日は朝護孫子寺へ参りました。
このお寺、想像以上に大きく、若干迷路みたいで面白い。
どうも3つのお寺があるとか。

まずは開運橋を渡る。
いきなり虎です。
とにかくこのお寺、至る所に虎が居ます。

開運橋は全長106mの剛性橋です。
三郷町側の親柱には「昭和六年十二月竣工」と刻まれています。
「上路カンチレバー橋」という形式で、開運橋がその形式としては現存する日本最古の橋になります。
また鉄骨を組み合わせた「トレッスル橋脚」であることも珍しく、平成19年7月に国の登録有形文化財に選定されました。

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