2012年11月5日月曜日

花岳寺2



鳴らずの鐘

この鐘の銘の前文に「大鐘は浅野長友公法号景永院殿久岳院殿のために鋳かくる所なり然りといえども故あり音韻を失すること50年なり予これを惜しむこと数歳」云々とあります。

当時の赤穂藩民衆が、義士の死を悲しみ花岳寺に集まり、この鐘をつきにつき、つきすぎたために鳴らなくなった。
そして「鳴らずの鐘」といわれるようになったと伝わっています。

寛政9年に改鋳され、先の戦中に供出されることなく今に至っています。

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